ローンを申込むならココが重要!変動金利と固定金利ってどう違うの?

ローンを申し込むとき、金額が大きくなる住宅ローンだと金利条件を選択することができます。固定金利と変動金利から選ぶ場合が多いかと思いますが、固定金利と変動金利はどのような違いがあるのでしょうか。

まず固定金利というのは、金利が固定されているということです。つまり、最初の契約時の金利を完済まで支払うことになります。固定金利の良いところは、金利が変わらないので最終的にいくら支払うことになるかということがはっきりする点ですね。しかし、現在の固定金利は変動金利よりも高い金利設定になっていますから、目先だけでいけば得した気がしないとも言えます。

変動金利は金利が変動するというものです。3ヶ月、半年、1年など特定のタイミングで金利が見直され、それが反映されるということになりますから、金利が下がることもありますし上がることもあります。今は固定金利よりも低い変動金利ですが、インフレに進むと考えられますから長期ローンを申し込むとなると、将来的に固定金利の金利を大きく上回る可能性は十分に考えられます。金利の動向が見えないという不安材料を抱えているんですね。

固定金利と変動金利、どちらにもメリット・デメリットがありますから、一概にどちらが良いかとは断言できません。ここでもう一つの選択肢を紹介したいと思います。それがミックス型です。ミックス型は、3000万円のローンであれば2000万円固定金利、1000万円変動金利という申し込みが可能というものです。ミックス型は全てのローンで取り扱われているわけではありませんから確認が必要ですが、固定金利・変動金利双方のメリット・デメリットをうまく使うことができる方法だと言えます。

また、固定金利は35年ローンであれば35年固定という申し込みをすることになりますが、10年固定にしてその後見直しをする、という申し込みが可能なものもあります。金利は長い年数になればものすごく大きな金額になりますから、甘く考えずにしっかりと検討するようにしてください。

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