公務員だと何か違う?貸し出しの特徴について教えて!

貸し出しについては職業によって有利不利が目に見える形であるものではありません。申し込む際の条件に職業条件が記載しているわけでもありませんし、優遇が記載されているわけでもありませんよね。しかし、そうは言っても、やはり安心できる職業の場合は審査に通りやすくなる、といったことがないとも言えません。公務員は安定した職業の代表ですから、公務員であれば貸し出しの審査に通りやすくなるという傾向はどうしてもあるようです。

では、公務員への貸し出しで何か他と違うことがあるのでしょうか。また、何か違うとしたらどのような特徴があるのでしょうか。公務員が普通の銀行から貸し出しをしてもらうことで優遇されることがあるとすれば、その銀行の優遇金利を受けることが出来る可能性が高いということぐらいでしょうか。銀行は申し込んだ人を審査することで金利を決定することがありますが、公務員であれば貸し倒れリスクが低いということで金利を優遇してもらいやすくあるとは言えます。しかし、これは確実なものではありませんから、公務員だからということでもありません。

しかし、公務員だからこそ使える貸し出しもあります。それが共済を利用するということです。公務員の人が利用できる共済組合貸付は、保証料が不要、融資の手数料も無料というメリットがある上に、金利上限が4.26%とものすごくお得な貸し出しになっています。しかし、メリットばかりというわけではありません。上限が4.26%と低めになっているとはいえ、4%の金利は結構な金額になりますよね。共済組合の貸し出しは固定金利ではなく変動金利ですから、この4%を超える金利になる可能性が十分に考えられますし、超えたからと言って何か優遇措置がされるということではありませんからしっかりと4%金利を支払わなければならないのです。

共済組合からの貸し出しも、今の低金利の中であれば特に魅力があるということでもないかもしれませんから、銀行からの貸し出しでの優遇金利キャンペーンなどと比較して自分に合った貸し出しを申し込むようにしてみてくださいね。

閉じる